私は学生時代に基礎工事屋でアルバイトをしていました。
内容は普通の一戸建ての家を建てる時の基礎工事をやると言うことでした。
アルバイトですから補助をするわけですが、この時バイトをしていた基礎工事屋さんではいつも小さなユンボをレンタルして工事をやっていました。
家の基礎工事をするのには、でかいパワーショベルは必要ないわけで、小さい方が便利なわけです。
家の基礎工事はそれほど溝を深く掘りません。
大きなビルを建てるのならかなりの穴を掘らないといけないわけですが、普通の家の場合は穴は浅くてもいいわけです。
まず基礎のコンクリートを立てる部分に溝を掘ることになるわけです。
昔は手掘りをしていたらしいですが、小さな重機が普及したのでそれを使うようになったそうです。
小さなものは操作が簡単で私もやらせてもらったら、意外に簡単でした。
それでちょっとずつ練習して、しばらくすると私がユンボに乗って穴を掘るようになっていました。
ユンボをレンタルして基礎工事をやっていました
私は資格を持っていませんでしたが、私有地で運転するのには免許は要らないのでできたわけです。
これの運転をやるようになってからすごく仕事が楽しくなりました。
家の基礎工事で小さなパワーショベルに乗るのはそれほど危険なことはないです。
大きなパワーショベルは素人が乗るのは危険であり、バイトが運転したりは絶対にできないと思いますが、小さなものはちょっと慣れると誰でも操作ができます。
僕に操作をやらせたのは、私が乗りたそうにしていたかららしいです。
乗らしてやったら、辞めないで仕事に来ると思ったかららしいです。
案の定、その思いはピッタリ当たっており、それからバイト期間中、一度も休まずに仕事に行きました。
それからは大学が長期の休みになると毎回その基礎工事屋さんでアルバイトをするようになりました。
何度か長期休みの時に仕事に行くようになると、すっかりみんなと仲良くなって、楽しく仕事ができるようになっていました。
しかし当時不思議に思ったのはこんなものがレンタルされていることであり、当時でもレンタルしているところは多かったです。